マイホームの購入予算ってどうやって決めればいいの?

公開日:2022/08/15   最終更新日:2022/08/05


マイホームを購入する際、予算の立て方がわからない、無理のない予算計画を立てたいなど、予算の決め方で悩む方も多いのではないでしょうか。住宅ローンを利用する場合、返済期間は長期にわたるため、無理な返済を続けていると、日々の生活に支障をきたしてしまうこともあります。きちんと計算して、適切な予算を組むようにしましょう。

購入に必要なお金をまとめてみよう

住宅購入予算は、頭金、諸費用などの初期費用、そして、購入後に返済していく住宅ローンを合わせて考えます。また、引越し費用、家具・家電購入費も考えておかなければなりません。

初期費用

頭金、諸費用は、住宅購入時に現金での支払いとなります。頭金は、物件価格の一部を最初に支払うもので、物件価格の10〜20%が一般的とされています。諸費用に含まれるのは、不動産所得に対してかかる費用、住宅ローン契約に対してかかる費用などで、おもに税金や事務手数料に関するものです。

住宅ローン借入金

住宅ローンの借入には、金融機関の審査を受けなくてはなりません。年齢、就業形態、収入、年収負担率などが、審査対象となります。年収負担率とは、税込年収の何割が年間の返済額に当たるかを示すもので、25%以内が望ましいとされています。

引越し費用と生活必需品購入費

マイホームが完成したら引越しするための費用が必要となります。また、生活するための家具、家電なども必要です。忘れずに予算に加えておきましょう。

ライフプランを立てよう

ライフプランとは、これからの人生で起こるイベントを想定し、いつ、どのくらいのお金が必要になるのかを把握して計画を立てることです。その際、リスクも考えに入れた上でプランを立てると、万が一のことが起こった時にも、安心して対処できるでしょう。

まず、家族全員のライフプランを書き出してみましょう。自分および配偶者は、いつまで仕事を続けるのか、その場合の収入の変化。子どもの進学予定と必要な学費。親の介護に必要な資金など。すべてを書き出すことによって、いつ頃、どのくらいのお金が必要になるのかが見えてきます。その上で、住宅購入の資金計画を立てると、無理のないものにできるでしょう。

シミュレーションで返済の目処を立てよう

住宅購入の際、住宅ローンを組む場合が多いでしょう。ローンの借入金は、いくら借りられるかではなく、いくら返済していけるかを基準に考えることをおすすめします。そのために、さまざまな角度からシミュレーションをしてみることが大切になります。

毎月の支払いは返済額と生活に必要な諸費用

毎月必要になるのは、住宅ローンの返済額だけではありません。生活するのに必要な諸費用も発生します。マンション購入の場合は、管理費や修繕積立費などが必要となり、場合によっては駐車場代が必要になることもあります。すべてを含めて考えるようにしましょう。

これまでの月々の支払いと比べてのシミュレーション

これまで賃貸に住んでいた方は、毎月の家賃を支払っていたことになります。それに加えて、住宅購入のための貯蓄を毎月していた方も多いでしょう。住宅ローンの月々の返済額は、家賃と、貯蓄に回していた金額の合計以内におさまるように考えると、無理なく返済していけます。

金融機関のシミュレーションシステムを利用してみる

住宅ローンを提供している金融機関では、ネットでシミュレーションシステムを公開している場合があります。年収、年齢、家族構成などをはじめとする必要事項を入力すると、自動でシミュレーションを行なってくれます。借入額、返済額のシミュレーションができ、金融機関を選ぶ基準にもなるので、試してみるとよいでしょう。

無理のない予算・返済計画を立てよう

住宅購入をする際、多くは住宅ローンを組み、月々返済していくことになるかと思います。返済は長期にわたるので、無理のない返済計画を練ることが必要です。長い返済期間の中では、思わぬハプニングが起こる可能性もあります。事故や病気で仕事ができない期間が発生するかもしれません。

また、日本の経済状況により、収入に変化がでてくる可能性もあります。そのような場合も考え、余裕をもって計画を立てるようにしましょう。

貯蓄の一部は手元に残しておく

貯蓄の中から初期費用を支払い、残りを住宅ローンで借り入れるという方も多いかと思います。頭金を多く支払えば、ローンの借入金も少なくなり、月々の返済額も少なくなるのは確かです。しかし、貯蓄をすべて初期費用として使ってしまうのは危険です。住宅購入後に備える金額は手元に残しておきましょう。引越し費用や家具・家電購入に必要となる金額、万が一のことが起こった時の生活予備費、将来のための貯蓄などです。ある程度の余裕をもって考えておくと安心です。

住宅ローンの借入額を多くしすぎない

住宅ローンの返済以外にも、必要になってくるお金はあります。普段の生活費やこどもの教育費などです。また、老後の貯金を考える方もいるかもしれません。住宅ローンの返済額を多くしてしまうと、当然これらに回す金額が少なくなってきます。少しくらいなら大丈夫、と思っていても、長い期間となると負担が大きくなってくるものです。これまでの生活と照らし合わせながら、無理のない額を検討しましょう。

まとめ

マイホームの購入予算を決めるには、いつ、どのくらいのお金が必要になるのかライフプランを想定すること、自己資金を把握することが大切です。その上で、住宅ローンの借入額、月々の返済額を具体的にイメージしてください。購入後の生活資金も考慮し、無理のない返済計画を立てましょう。

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